かつて常識とされたことが、今でも通用するとは限らない。
時の経過と共に認識を改めるべきことが、ダイエットに関しても、ある。そこで今回はダイエットの常識の今と昔を比較したい。
昔のままじゃダメ!現在の常識は以下のとおりである。
朝食はしっかり食べるべき?
現在では「無理に朝食を食べる必要はない」が常識に。
「朝ご飯を抜くとランチや夕飯でドカ食いしがち」と信じてやまない人がいるが、英バース大学のJames A Betts氏らが行った調査では、朝食をどれくらい食べようが、その日の残りの摂取カロリーを左右するものではないことが明らかに。
朝食が大事なのは、少なくともカロリー的な問題ではないという。
食事は1日3食きっちりと?
今は「お腹がすいたら食べる」ので十分である。次にいつ食事できるかわからないような非常事態でもない限り、満腹なのに「時間だから」といって食べ物を詰め込む必要はない。
米コーネル大学の専門家も、次の食事までは少なくとも3~4時間は空けた方が健康的と指摘している。
また、お昼抜きや夕食抜きなど一時的に断食状態になると、減量に効果があるだけでなく、カロリー摂取量が30~40%減ることで、寿命が1/3以上長くなることが動物実験により明らかになっている。
30分以上運動しないと効果なし?
「7分間の運動でOK」であることが、米ヒューマン・パフォーマンス・インスティテュートのBrett Klika氏らの調べで明らかに。
12のエクササイズを取り入れた激しい運動を行えば、30分以上耐久運動(短距離走など瞬時に力を入れる運動ではなく、ジョギングや遠泳などの持久運動のこと)を続けたときと同程度の効果があることがわかったという。
実際に、走ったり自転車をこいだりといった運動に比べ、ウェイトトレーニングの方が減量効果があることが、米ハーバード大学公衆衛生学部のMekary RA氏らの調べでもわかっている。「時間のない人には短時間の激しい運動がお勧め」というのが現在の常識になりつつある。
食べすぎは太る?
この事実は現在も変わらないが、そのメカニズムが解明され、「食べすぎで脳が変化する」ことがわかっている。
英リヴァプール大学Marianne A. Yona氏らの研究によると、太りやすい食べ物を食べると炎症細胞が視床下部に侵入しやすくなることがわかった。神経細胞の過負荷により神経障害が起こるとか。
神経が傷つくと「レプチン」や「グレリン」といった空腹ホルモンが正常に機能しなくなり、代謝や体重コントロールに悪影響を及ぼすようになるという。
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