ダイエット

2016年2月19日金曜日

低炭水化物ダイエットによる代償とは?

白米や麺類、パンといった炭水化物を
控えるという方法で知られる低炭水化物ダイエット。
体重の減量に良いと言われていますが、
健康に与える影響は無いのでしょうか。
今回の研究は、低炭水化物食の健康に
与える影響を検証しました。

◆11の研究1,369人について分析

研究チームは過去の11件の研究論文をまとめ、
合計1,369人を対象にしたデータを統合しました。
食事療法を半年以上継続している人について、
低炭水化物食を摂取する群と低脂肪食を摂取する群
に分け統計解析を行いました。

◆低炭水化物食は健康に良い?

調査により次のような結果が得られました。
低脂肪食の参加者と比較し低炭水化物食の参加者に 体重のより大きな減少を認め(加重平均の差 -2.17kg;95%信頼区間-3.36~-0.99kg)[....]、LDLコレステロール値は上昇(加重平均の差0.16mmol/l;95%信頼区間0.003~0.33)した。
低炭水化物食の継続により、
低脂肪食よりも体重減量効果はあるが、
悪玉コレステロールの値は上昇するという結果でした。

肥満が食事制限で改善できることは魅力的かもしれません。
しかしながら、炭水化物はタンパク質や脂質と並び、
3大栄養素の一つであり、健康的な生活を
送るうえでとても大切な働きがあります。
一方、コレステロールの状態を良好に保つことは、
心臓病や脳卒中の予防には大切だとも言われていますので、
低炭水化物食を取り入れる場合には注意が必要かもしれません。

◆参照文献

Effects of low-carbohydrate diets v. low-fat diets on body weight and cardiovascular risk factors: a meta-analysis of randomised controlled trials.

0 件のコメント:

コメントを投稿