ダイエット

2015年10月17日土曜日

クランベリー・ジュースをたった2杯飲むだけで、24時間後には血液の流れが改善

強烈な酸味がたまらないクランベリー・ジュース。
しかしこれが心臓や血管の病気予防に絶大な力を発揮することが発表された。
さまざまな濃度のジュースを2杯だけ飲む
この研究を行ったのはドイツ、デュッセルドルフ大学など国際研究機関の研究者たち。
彼らはクランベリー・ジュースが血管などにどのような影響を及ぼすのかを見るため、
18歳から40歳までの健康な男性10人に協力を仰いだ。
そして果汁と水を組み合わせてさまざまな濃度のジュースを用意。
被験者に450mlのクランベリー・ジュースを2杯飲んでもらった。
そして1時間後からほぼ2時間ごとに、尿と血液のサンプルを採取し、
データを分析する。
わずか24時間でクランベリーの効果
その結果、24時間後には血液の流れや動脈の堅さ、
血圧に関して大幅に改善していることが判明。
しかも濃度に関わりなく、
通常25%から27%しかないクランベリーのカクテルでさえ、
大きな効果をもたらしたという。
このことから研究者らはクランベリー・ジュースが、
動脈の内側に脂質を沈着させ血液の通路を狭くする
「アテローム動脈硬化症」のリスクを下げる可能性があるとしている。
ポリフェノールの働きで多くのメリット
もともとクランベリーにはポリフェノールが多く含まれており、
それが血液の循環や腎臓機能を改善するだけでなく、
ホルモン伝達や老廃物のろ過の働きも高めるとされてきた。
2013年の研究でもクランベリー・ソースには細菌の感染を防ぐ効果や、
炎症を抑える働き、血管が詰まることから生じる心臓病のリスクを
下げる効果が認められている。
Ana Rodriguez-Mateos博士は報告の中で
「今回の結果はクランベリーのポリフェノールが、
血管や心循環系の病気にメリットをもたらすことを示しました。
たった2杯で機能が改善されるとは、
治療で大きな役割を果たすことを示唆しています」と語った。
確かにわずかな量で24時間以内に改善が見られたのは驚くべきことだ。
心臓病などで苦しんでいる人々のためにも、さらに研究を進めていただきたい。

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