ダイエット

2015年11月1日日曜日

認知症の予防、免疫力アップ――「唾」の効能

「天に唾する」
「吐いた唾は飲めぬ」
「唾で矢をはぐ」
「虫唾が走る」などなど、
「唾」という言葉には何となく
汚いイメージがついてまわります。
でも、この唾=唾液は実はとても重要な
役割があることが、最近の研究で分かってきています。
基本的には、
唾液はたくさん出る方がいいとされていますが、
心身の様々な要因によって唾液の分泌は減ってしまいます。
鶴見大学の斎藤一郎教授の著書
『健康に長生きしたければ 1日1曲歌いなさい』
(アスコム刊)によると、
その唾液を増やすために有効なのが「歌」なのだとか。
斎藤教授の研究によると、
60歳以上の男女を対象に、
カラオケを歌った前後での口の状態を調査したところ、
歌の好き嫌いやうまい下手に関係なく、
歌った後は唾液の分泌が増える傾向があったといいます。
手軽に、楽しく続けられることを考えると、
毎日1曲でも歌を歌うことは
健康維持のためにもいい習慣だといえます。
そして、歌って唾液の分泌を増やしておくことで
得られる恩恵は思いのほか多いのです。
本書で挙げられているだけでも
感染症の予防
・認知症の予防
・噛む力、飲み込む力の向上
・免疫力アップ
など実にさまざま。
これからの季節、寒くなると、
どうしても外出がおっくうになります。
そんなときは、友だちを誘ってカラオケに出かけるだけでも、
体調管理・健康維持に一役買ってくれるはずです。

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