ダイエット

2015年11月20日金曜日

ガンを予防する野菜"デザイナーフーズ"って何?

女優の川島なお美さん、北斗晶さん、仁科亜季子さんなど、
最近ニュースでガンの話題をよく目にしますね。
今、日本では2人に1人がガンになり、
3人に1人がガンで亡くなっています。
日本は平均寿命も世界一ですが、
薬の消費量も世界一で年間9兆円が
医療費として使われています。
実は、日本よりもひと足早くガン死亡者の増加が
深刻化していたアメリカでは、食べ物と健康の研究が
進んでおり、1990年アメリカの国立がん研究所で
デザイナーフーズ計画(designer foods project)が発表されました。
この計画では、長年の疫学的研究データに基づいた
ガン予防に効果のある植物性食品(主に野菜や果物などの約40種類)を
ピラミッドの表にまとめています。
これらの食べ物が"デザイナーフーズ"と言われています。
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この"デザイナーフーズ"にあげられた食品は、
ガン予防以外にも免疫力を高めたり、
生活習慣病を防ぐ作用もあり、毎日食べたい食品です。
このグループの上位に位置するものほどガン予防に
効果があるとされてますので、是非参考にしてみてくだい。
■NO.1 にんにく
にんにくは、アメリカ国立がん研究所作成の
「デザイナーフーズ・ピラミッド」で最上位に
位置付けられているほど優秀な野菜です。
にんにくの独特のにおいの元は硫酸アリルで、
病気や老化を招く活性酸素を抑制する強力な
抗酸化作用があります。
にんにくを切ったり、すりおろすとアリチアミンに変化し、
ガンを予防します。
また、にんにくに含まれるミネラルのセレンは、
ガン原因のひとつでもある過酸化脂質を
分解する酵素になります。
以下、順不同
■ キャベツ
にんにくに次ぐ、ガン予防効果があるといわれている
キャベツには、イソチオシアネート(強いがん抑制効果)と
ペルオキシダーゼ(発がん物質を抑制)という
酵素やビタミンC、ビタミンUが豊富に含まれています。
肺がんや膀胱がんの予防に有効といわれています。
また、胃潰瘍を予防することで有名です。
■ にんじん
にんじんはカロテンが豊富に含まれています。
カロテンは体内でビタミンAに変化し、免疫カを高めます。
肺ガンや胃ガンを予防する効果が高いとされています。
にんじんの葉にもカロテン、ビタミン、カリウムなどの
栄養素が豊富なので、できれば無農薬の葉付き
にんじんをおすすめします。
脂溶性なので脂と一緒に摂取しましょう。
■ トマト
トマトにはリコピンというカロテノイドの一種が含まれています。
リコピンの抗酸化作用はカロテンの数倍以上といわれています。
がん予防のビタミンACE(エース)も含まれています。
トマトを多くとる地域では、がんの発症が少ないという
研究結果は世界中でたくさんの例が報告されています。
■ ブロッコリー
ブロッコリーに含まれているスルフォラファンは、
イオウ化合物の一種で強力な抗ガン作用があります。
最近では、ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)が
スーパーなどに出回っていますが、
これにはブロッコリーの20倍ものスルフォラファンが含まれています。
他にも、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、E、鉄、葉酸なども含まれています。
■ カリフラワー
カリフラワーは100g中に81mgのビタミンCが含まれています。
カリフラワーに含まれるビタミンCは加熱によって失われる
量が少ないのでビタミンCの補給にはピッタリの野菜です。
また、肝臓の働きを高め、解毒作用を強化します。
■ ピーマン
緑色のピーマンが一般的ですが、
パプリカの赤や黄色のものも出回っています。
赤ピーマンのビタミンCは緑色のピーマンの2~3倍あります。
また、赤ピーマンの赤い色素はカプサイシンというカロテノイドです。
βカロテンよりも強い抗酸化作用があります。
以外と身近な野菜ですよね。
逆に、肉の飽和脂肪酸はガンのリスクを高めますので、
魚や大豆製品、卵からたんぱく質を摂取することを心がけましょう。

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