ダイエット

2015年11月6日金曜日

スクワットvs.腹筋...

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食事の後や長時間立っていた日の夕方頃に、
下腹がポッコリ出ちゃう人……、
それって“胃下垂”かもしれません! 
なんと日本人の3人に1人が胃下垂ともいわれていますが、
自覚している人はほんのわずか。
また胃下垂は、筋力不足とも関係してるようです。
さて、あなたが下腹のポッコリを解消するために
エクササイズをするなら、スクワットと腹筋、どちらを選びますか?
今回は、胃下垂で下腹が出ている人にとって、
スクワットと腹筋どちらがお腹痩せに効果的か、
パーソナルトレーニングジムを運営する
株式会社DIETAの代表であり、
パーソナルトレーナーの島陽平さんに伺ってきました。
■胃下垂とは?
胃下垂は、生まれつきの場合もありますが、
筋力不足によって通常あるべき胃の位置が
下へ下がってしまう状態をいいます。
また下腹部が出る以外にも、食欲不振、
胃もたれ、胃痛、吐き気、ゲップなど多くの
胃の不調にも繋がります。
胃下垂の人は、胃が消化不良を起こすことで、
栄養を十分に体内に吸収しにくくなるので
「痩せの大食い」とも呼ばれるのでしょう。
■効果的な腹筋の種類
「胃下垂の場合、腹筋の中でも腹横筋に効く
“プランク”がオススメです。
プランクは両腕を曲げて、両肘で上半身を
支え腰を上げ、そのままの姿勢でキープします。
腹横筋はお腹周りをコルセットのように守っていて、
深層にある筋肉ですが、腹横筋が弱いと内臓を
支えることが出来ず、ポッコリお腹になってしまいます」
腹筋というと、仰向けになって上体を起こす
エクササイズを想像してしまいますが、
どの筋肉を狙うか考えた上で、
効率的なトレーニングメニューをきちんと組み立てることが、
結果への近道なんですね。
■毎日どのくらいやるがベスト?
「プランクは最初は無理せず出来る秒数から始めましょう。
それを3セット繰り返して、1分以上出来るようになってきたら、
片足を上げると強度が上がります」とのこと。
実際プランクに挑戦してみましたが、
体幹に響く感じが強烈です!
■トレーニングをする時間帯はいつがよい?
「昼と夕方がよいといえるでしょう。
交感神経が活発な昼頃のエクササイズは、
効果があるという報告が多数あります。
体脂肪の燃焼率だと、夕方頃が高くなるという報告があります。
また寝起き1時間くらいは、
寝ている間に脊柱に水分が溜まっていて安定しておらず、
腰に負担が掛かるスクワットや、
腹筋だと腰痛の原因にも繋がりやすいので注意してください。
とはいえ、仕事をしていると昼、
夕方にトレーニングをするのは中々難しいですよね。
長続きさせるにはまず、習慣化することが大事です。
お風呂に入る前などタイミングを決めてしまうことが継続のコツです」
■スクワットvs.腹筋どっちがイイ?
「上記でお伝えしたように、
胃下垂で下腹ポッコリな人の場合は、
腹筋のプランクのトレーニングがより効果的です」
スクワットで最初に効果が出るのは太ももだそうです。
「下半身痩せを目指す場合には
スクワットを取り入れるのがイイでしょう。
スクワットを行う場合は、
スクワットは20回ぐらいを目安に
3セットから5セットを目指しましょう」。
プランクに比べてスクワットはかかる負荷が軽い分、
回数を多くやる必要があるんですね。
いくらダイエットしても“腹痩せ”に
最も重要なインナーマッスルを鍛えない限り、
下腹ポッコリは解消されません。
腹痩せ以外の部位でも、
自分の悩みに合ったベストなトレーニング方法を継続することで、
憧れのボディに近づきましょう!

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