ダイエット

2015年11月6日金曜日

食材で便秘解消&がん予防を

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ストレスや月経リズム、
不規則な生活など、
便秘の要因になることが現代生活には溢れています。
ですが、それらを避けて生活するのは至難の技。
そこで腸によい食材を毎日摂ることで
腸トラブルを回避していくことが欠かせません。
漬けものや味噌などの発酵食品、
食物繊維を豊富に含むりんごやバナナなどが
腸によい食材だということはご存じの通り。
それ以外にも最新の研究で認められた
食材のいくつかを、今回はご紹介しましょう。
消化器内科医で『松生クリニック』院長の、
松生恒夫先生の著書
『腸が嫌がる食べ物、喜ぶ食べ物 
40歳を過ぎたら知りたい、病気にならない食習慣』
からお伝えします。
■1:スパイス
ショウガはジンゲロールが血管を拡張して
血液循環をよくし、血行を促進する作用のほか、
新陳代謝を上げて、老廃物が体外に出やすくしたり
痙攣を抑制するなど、消化機能を高めます。
そのほか、腹痛、お腹の張りにはシナモン、
整腸作用があるターメリックなどもあります。
■2:キウイフルーツ
キウイフルーツは不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維が理想的バランスで含まれていて、
便通改善効果が認められた果物。
1日1個食べてみましょう。
■3:ブロッコリー
大腸がん発症率が低い地中海エリアで
食べられているのがブロッコリーやキャベツ、
カリフラワー、ケール、クレソンなどの
アブラナ科の野菜です。
これらの野菜には抗酸化力がある
フィトケミカルが豊富でがん予防に
効果があるとされています。
なかでもブロッコリーは葉酸の含有量が高く、
葉酸には傷付いた遺伝子を修復する作用が
あることが分かっています。
■4:アボカド
アボカドは野菜と勘違いされますが、
果実に分類されます。
脂質が豊富でその脂質のうち約70%を
オリーブオイルにも豊富に含有されている
オレイン酸が占めています。
しかも食物繊維も水溶性と不溶性の
バランスがよいので、理想的な食材です。
■5:タマネギ
タマネギはカロリーに比較して
食物繊維が豊富で、善玉菌の栄養になる
オリゴ糖も豊富です。
血糖値や血圧を下げる働きがあり、
血液サラサラ作用もあります。
アメリカの国立がん研究所が発表した
がん予防に有効な食品リストである
『デザイナーズフード』では、
タマネギは上位にランクされています。
「年を経るにつれ、
便秘になりやすくなっていきますが、
健康的な方が突然ひどい便秘になることはありません。
長年の生活習慣の積み重ねで徐々に
便秘体質がつくられるのです」と松生先生。
頑固な便秘はごく軽い症状からはじまります。
軽い便秘は誰にでも起こりますが、
不規則な生活や食事など便秘を引き起こす
生活習慣を続けていると次第に慢性化してしまうのです。
これらの食材を積極的に摂取して
便秘体質を改善していきましょう。

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